観察記録『リラシナ』の育て方
🦢 淡白くひらりとカールした葉が優雅な『リラシナ』をご紹介! 🦢
多肉植物『リラシナ』
分類
ベンケイソウ科 / エケベリア属
育成型
春秋型
特徴
淡い白色寄りのくすみグリーン お粉系 葉先がひらりと外ハネ気味にカール
育てやすさ
水やり
頻度 少 / 春秋 鉢から溢れるまでたっぷり / 夏冬 鉢半分くらい
通常はふっくら身のある葉 外葉にしわが出てしなってきたら給水
日光
直射日光を避けた明るい陽が当たる場所 太陽大好きで日差しに強い方 傾きやすい
気温耐性
最低気温 0度 / 最高気温 35度 夏冬ともに強い
体力
葉も少し肉厚なので保水力があり、水を切り気味でも生きて丈夫な子
成長スピード
じっくりゆっくり育つ 水をあげすぎると葉が伸びやすい、パッカーン葉
紅葉
夏 暖かくなると葉先から全体的に淡白いピンクに紅葉する
花芽
–
増やし方
葉挿し〇 確認済み / 胴切り - / 実生 -
※あくまで我が家のベランダ環境で育てた情報ですので参考程度でよろしくお願いいたします!
『リラシナ』の特徴 / 紅葉 / 花芽
豆知識
“お粉系” とは?
多肉植物の中で葉にきめ細かい白い粉をまとってる種類を”お粉系”と呼びます。この白い粉は植物用語でブルーム(果糖)と言うそうです。イメージするならブドウについてるあの白っぽい粉と同じようなもので擦ってしまうとあっと言う間になくなってしまいます。数カ月で復活するそうですが触りすぎ注意…!
白い粉の役割は以下の通りです。
- 白い粉のベールで強い直射日光や紫外線から葉を守る
- 葉に蓄えている水分の蒸発を防ぐパックのような役割
『リラシナ』の葉挿し / 胴切り / 実生苗
『リラシナ』のトラブルダメージ症状
豆知識
“パッカーン”と“スカート” とは?
日光不足や水のやりすぎで葉がやたら細長く伸びて押っ広げに開けてしまったり(=パッカーン)、垂れ下がってしまう(=スカート)状態を言います。以下が原因に繋がっているそうです。
- 日光不足…日陰に置いている、日照時間が少なく日当たりが悪いと日光を求めて葉を広げてしまう
- 水のやりすぎ…たくさんの水を得てエネルギーに変えるために日光をより求めて葉を広げてしまう
- 幹立ち…茎が伸びており、長く広がった下葉が浮いている状態だと葉が垂れ下がってスカート状態になりやすい
- 品種による性質…薄葉で幹立ちしやすい品種はスカート化しやすい(サブセシリス、ブルーバードなど)
また、夏場の高温多湿の環境になるとその症状が出やすい品種もいます。夏顔と言われる一時的な姿の場合もあるので秋冬になれば戻る可能性もあります!戻らない場合は仕立て直しでバランスの悪い葉を取ったり、胴切りで整えます。
『リラシナ』の観察記録
お花のようなとってもエレガントな風貌のリラシナちゃん。夏に紅葉する多肉植物があると初めて知りました!
実はこの後、中心の葉に黒いシミのような塊が発生し、心配になって胴切りをしたら茎が黒い…どうやらカビが侵入していたらしく葉挿しだけ確保して初代リラシナはここでリタイア😭
リラシナの葉挿しは思ってた以上に時間がかかった印象。独り立ちさせたもののまだまだ小さい子達なので枯れずに育ってほしいです🥺
秋にお迎えした2代目リラシナちゃん。秋なので紅葉も冷めた本来の淡い白色寄りのくすみグリーンな葉ですね!水をたっぷり貰った子みたいでちょっと葉が長めですが間違いなく健康体です💪
無事に根も定着したみたいで水をしっかり吸って葉が生き生きして見えます!とりあえず、一安心😌
成長がゆっくりなイメージでしたが、意外と太陽の影響を受けやすい子で葉の傾きやばらつきが目立ち始めました。
12~1月は長期不在期間があった為、室内(暖房20度くらい)で管理。気のせいか葉の外側にピンクのラインみたいな模様が出てきたのですがこれは紅葉し始め?室内の暖かい温度と日光が当たる窓辺に置いていたのでそうなったのかな?🤔
室内から外へ移動させたのでまた全体がキュウッっとして来ました。太陽光に当てながら撮影するとキラキラ感が出て綺麗に撮れるから最高ですね😌
『リラシナ』の観察記録 – 最新 –
部分的に紅葉し始めてますよねこれ😆 でも、先月よりも緑が濃くなってるのに葉のエッジが濃いピンクになるのも不思議。温度の高さと言うよりは紫外線の強さの影響なのかな?🤔
中心の葉の長さや厚みはだいぶいい感じになってきたと思いますが、外葉が完全に開いちゃいました…、実は傾きも酷くなってきたので秋冬に締まって来た所を仕立て直ししようと思います!✂
今後もどんどん更新して行きます!
“観察記録『リラシナ』の育て方” に対して2件のコメントがあります。